Research
New Reactivity
タンパク質の化学変換を可能にする新しい反応性を開拓します。タンパク質という多官能基性の基質に対して目的の反応を化学選択的に進行させる化学種は何か、それを中性・水中・37 ºCで発生させるにはどうしたらよいか。分子の機能は分子の構造によって規定されます。独自の分子をデザインし、それが持つ特異な反応性によって目的の化学変換を可能にする。そんなChemistryを目指します。
Biochemical Tool
見出したタンパク質の化学変換技術を基盤として、生化学・分子生物学研究に有用なツール・方法を開発します。従来不可能であった環境で目的タンパク質を選択的に化学標識することや、これまで出来なかった化学修飾によってタンパク質の新たな機能を引き出すことで、生物学研究に資する有用な観測法・分析法・機能制御法を創生します。
Nitrogen
Heterocycles
医農薬に頻出する含窒素複素環をベースに、3つの薬学研究を推進します。
1)構造多様性に富む含窒素複素環の効率合成(反応化学)
2)複雑な縮環複素環の精密合成(合成化学)
3)複雑天然物の機能解明(医薬化学)
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