開催概要
要旨集(事前参加登録者にはパスワードをお送りしています。)
学会ポスターは こちら
開催日 2019年8月31日(土)
会場 北里大学薬学部(白金キャンパス)1号館・2号館
主催 (社)日本薬学会薬理系薬学部会
後援 日本薬理学会、日本臨床薬理学会、日本薬物動態学会、日本緩和医療薬学会
ご挨拶
この度、2019年8月31日(土)に日本薬学会薬理系薬学部会主催にて「次世代を担う創薬・医療薬理シンポジウム2019」を、北里大学薬学部(白金キャンパス)において開催する運びとなりました。
本シンポジウムでは、一般口頭発表、一般ポスター発表、ショートプレゼンテーションなど、学生や若手研究者が活躍できる場を数多く企画いたします。一般演題として、薬物の作用機序や薬物を用いた生体機能の解明・病態の機序解明に関わるPharmacodynamics (PD)研究、薬物の生体内動態を扱うPharmacokinetics (PK)研究、ある集団のPK分布から集団の特性を掴むPopulation PK (PPK)研究、遺伝子背景と病態や治療予後との相関を見出すPharmacogenomics (PGx)研究、多数の生体構成要素間の相互作用や病態・薬効に寄与の高い経路を推し量るQuantitative systems pharmacology(QSP)など、広範な薬理学に関する演題を募ります。PDやPKの対象分子は、薬物に加えて生体内因子の影響力や局在変化を評価する研究も今後増えていくことが期待されます。さらに、基礎、臨床、あるいはこれらの橋渡し研究も強く推奨します。分野を問わず、ステージにとらわれず、多角的で柔軟な思考力を発揮する場とすることが目的です。特別講演では、千葉大学の樋坂章博教授にPK-PD, PPK-PDなど薬理学的パラメータを繋ぐモデリング研究に関してご講演いただく予定です。本シンポジウムは、これらの企画を通して日本の若手研究者が薬理学研究の国際的な舞台で活躍する一助となることを期待しております。
ご参加される皆様方におかれましては、ご自身の研究成果をご発表・ご議論頂くとともに、活発な自由討論・相互の情報交換を通して、新しい研究交流の機会にお役立ていただければ幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
実行委員長: 佐藤 洋美(千葉大学大学院薬学研究院)
副実行委員長: 森 麻美(北里大学薬学部)・平山 重人(北里大学薬学部)